Hirakana’s blog

パワースポットのご利益を記録する旅行ブログです。

練馬区⑥石神井公園 石神井城址と殿塚・姫塚

⑥みなさんこんにちは!

ひらかなです。

 

今日は練馬のパワースポット、

石神井公園

石神井城址と殿塚・姫塚

について書きたいと思います。

 

石神井公園

石神井池エリア

三宝寺池エリア

に分かれていて、

 

石神井城址や殿塚・姫塚といった史跡は

三宝寺池にあります。

 

石神井

 

当時この地域に勢力を伸ばしていた豊嶋氏(豊島氏)が

納めていた石神井城の城址が貴重な遺産として遺されています。

石神井城は室町時代に築城されたという説が有力なようです。

 

 

ちなみにこの豊嶋氏を攻め落とした太田道灌ですが

江戸城を築城したことでも知られる一流の武将です。

 

優秀すぎて幼少期には父親から

「息子よ、ちょっと君優秀すぎない?」

と心配されたという逸話もある人物です。

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石神井城址

殿塚・姫塚

石神井公園の西北にある

「さくら広場」に

殿塚と姫塚があります。

 

それぞれの塚が離れているのと、

塚の様子が全く違うので

一対の塚ではないように感じられます。

 

殿塚は平たんな場所に

そっと作られています。

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後ろの木も心なしかそっとしています。

あまり主張していないです。。。

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いろんな角度の殿塚です。

殿塚は石神井城を納めていた豊嶋氏の城主のための塚です。

1477年(室町時代)に石神井城が落城したときに

城主豊島太郎泰経が

黄金の鞍をつけた愛馬に乗り

三宝寺池に沈んだ

という逸話が残っており、

その城主をしのんで築かれた塚だそうです。

 

黄金の鞍をつけた愛馬に乗り」

 

というところが具体的で、

情景が浮かんでくるようですね。

 

現在の石神井公園が緑にあふれているので、

ついつい緑に黄金の鞍はさぞ映えるだろうと想像しますが

名将・太田道灌に攻め込まれた城は

火の海血の海だったのではないか

想像されます。

 

 

「ねりまの名木」

の右側に、にょきっと見えるのが

姫塚

です。

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姫塚

 

こちらの姫塚は落城のとき、

同じく三宝寺池に身を投げた

城主泰経の二女・照姫供養のための塚です。

 

 

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遠目の姫塚

 

殿塚に比べて

練馬の名木の脇にあるからか

なんだかいわくありげな

三宝寺池に身を投げた姫の塚」的な

雰囲気のある塚です。

 

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姫塚をアップします。

一言でいうと怖いです。

 

Wikipediaなどを参照すると

入水自殺したとされる照姫ですが

史実ではなく明治期に創作された完全な物語。

と断定しています。

 

個人的には、

歴史的に貴重なこのエリアには

思いを馳せることができるような

ストーリーがあってもいいよね。。。

ストーリーがあってこそのパワースポットよね。。。

と思っています。

 

石神井公園サービスセンター
〒177-0045
練馬区石神井台1-26-1

https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index006.html