Hirakana’s blog

パワースポットのご利益を記録する旅行ブログです。

茨城⑤龍ヶ崎市 金龍寺

みなさんこんにちは!

ひらかなです。

 

茨城県龍ケ崎市にある金龍寺

「牛久沼」の由来となる昔話の残るお寺です。

他にも様々な昔話があり、

とても興味深いのです。

 

金龍寺

JR牛久駅から龍ヶ崎市駅は電車で約3分ほどです。

JR龍ケ崎市駅から金龍寺までは徒歩20分ほどで到着します。

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敷地が広くて全く本堂が見えません。

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山門から本堂の距離・・・!

金龍寺は1321年に

新田義貞

によって創建されました。

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立派な本堂です。

新田義貞は「太平記」に登場しており

鎌倉幕府を討幕した名将です。

本堂の裏手には

新田義貞、貞氏、国繁、忠繁の墓とされるものがあります。

 

霊感はないのですが

雰囲気がすごくて立ち入れませんでした。

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かなり引きの写真になりました。

 

金龍寺に残る逸話

・わら干し観音

新田義貞が敵に追われてこの地まで来たとき

農家の娘がわらを干していました。
義貞は娘の招きに応じて干しているわらの中に身をひそめました。


敵兵はそこに義貞が隠れているとは知らずに通り過ぎて行きました。
義貞がもう大丈夫とわらの中から首を出してそっとのぞくと

そこにいたはずの娘の姿がありません。

危ないところを救われた義貞は

「これぞかぶとの中に入れておいた観音像の守護によるもの」として

金竜寺にその像を納め、厚くまつりました。

 

・牛になった小坊主

金竜寺にいた、とあるなまけ者の小坊主は、

毎日のお勤めを怠ってゴロゴロ寝てばかりいたため

とうとう本当に牛になってしまいました。

恥を知った小坊主(牛)は

沼に入水しようと決心して岸へ向かいました。


しかし寺の住職は小坊主(牛)に同情し入水を止めようとして

水の中に入る小坊主(牛)のしっぽを握り引き戻そうとしました。
ところが、しっぽはぶっつりと切れてしまったのです。
牛はそのまま水底に沈んでしまいました。
がっかりした住職は、手に残されたしっぽで払子(ほっす)を作りました。
その払子は、今も寺宝として保管されています。
牛になった小坊主が入ろうとした沼が牛久沼です。

実はこの伝説から「牛食う沼」→「牛久沼」となったという説があります。

 

 

※いずれも龍ケ崎市観光物産協会の公式サイトから拝借しました。

金竜寺のお話|龍ケ崎市公式ホームページ

 

牛久沼の由来が悲しいですね・・・!

カッパも登場するわ牛が食われるわで

昔から牛久沼は人々の生活にかかわっていたんですね・・・。

 

金龍寺

住所:龍ケ崎市若柴町866

龍ケ崎市観光物産協会の公式サイト)

https://www.city.ryugasaki.ibaraki.jp/kanko/kankokyokai/kankospot/meisho/temple/2013091801409.html