新宿区①鎧神社
みなさんこんにちは!
ひらかなです。
平将門が非常に気になったので
平将門にまつわる神社に行ってみました!
鎧神社
鎧神社は北新宿にあります。
JR大久保駅から徒歩11分、または
JR・都営大江戸線東中野駅から徒歩14分
の場所にあり、住宅街のど真ん中にひっそりとあります。
「鎧神社」って名前がかなりいかついのですが
神社に行って意外だったのは重厚さはあまりなく、
なんとな~くすっきり清廉な雰囲気でした。
「鎧神社」の由来
鎧神社の御祭神は
・ヤマトタケルノミコト(日本武命)
・オオナムチノミコト(大己貴命)←大黒様
・タイラノマサカド(平将門)
名前もさることながら祀っている神様がとても強そうです。
鎧神社の創建は約1,100年前です。
円照寺がこの地に創建された際、寺の鬼門鎮護のために鎧神社が創建されたました。
また創建以前から、この地は一つの伝説があり、
武の神様として名高い日本武命が天皇の命によって東国の平定に向かったとき、
当地に甲冑六具(鎧)を埋めたそうです。
更に、940年ごろに平将門公が藤原秀郷によって討たれてしまった折、
この地の人々はその死を悼んで947年に将門公の鎧もまた当地に埋めたそうです。
さらにさらに藤原秀郷が平将門を討った後、重病にかかりました(怖い)。
平将門公の神霊の崇りであると恐れ、薬師如来を本尊とする円照寺に参詣し、
将門公の鎧を埋め、祠を建ててその霊を弔ったところ、
病気がたちまち治ったそうです。
これらのことから、「鎧」の社名が起こったと伝えられています。
(出典:鎧神社公式サイト)
う~ん・・・格好いいですね。
平将門信仰にみえる日本人のカタルシス
日本の信仰崇拝の本当に面白いところは、
なぜか討伐された側に崇拝が集まりやすいというのは本当に面白いですね。
平将門しかり(平将門を討伐した藤原秀郷はそんなに有名になってない)、
博多に左遷された菅原道真しかり、
幕末の新選組しかり
敗者の美学が日本人のカタルシスを生んでいるわけですが
海外ではそういった感覚はあまりないように感じます。
年を経ると敗者の悲劇的運命が信仰となり、
後世の人々にこうして崇拝されていると考えると
様々な神社を参拝しているととても興味深いなあとしみじみしてしまいます。
鎧神社
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〒169-0074 東京都新宿区北新宿3-16-18