練馬区⑪北町浅間神社
みなさんこんにちは!
ひらかなです。
今日は練馬区にある
北町浅間神社
について書きたいと思います。
北町浅間神社
東武東上線の「東武練馬駅」から徒歩5分ほどのところにあります。
どちらかというとシンプルな作りになっています。
境内はやはりきちんと管理されていて綺麗です。
浅間神社とは
とてもシンプルな作りの北町浅間神社に参拝して
「そもそも浅間神社って何なんだろう?」
と思ったので浅間神社について調べてみました。
浅間神社は「あさまじんじゃ」は古い呼び方で、
現在は「せんげんじんじゃ」と呼ばれています。
そもそも「浅間」の名前の由来は本当に様々です。
①「あさま」は火山を示す古語説。
②「浅間」は荒ぶる神であり、火の神である。
江戸時代に火山である富士山と浅間山は一体の神であるとして祀ったとする説。
③「浅間」は阿蘇山を意味しており、
九州起源の故事が原始信仰に習合した結果といわれている。
④「アサマ」とは、アイヌ語で「火を吹く燃える岩」または「沢の奥」という意味がある。
⑤東南アジアの言葉で火山や温泉に関係する言葉である。
例えばマレー語では、「アサ」は煙を意味し「マ」は母を意味する。
その言葉を火山である富士山にあてたとする説。
北から南、時代も飛び越えて・・・
と思ったらなんと外来語まで飛び出してきます!
どれだけ「浅間」信仰が古いものなのかがわかります。
浅間神社の御神祭は
・富士山を神格化した浅間大神(浅間神)
・木花之佐久夜毘売命(コノハナノサクヤビメノミコト)
つまりは「富士山」を祀っています。
木花之佐久夜毘売命(コノハナノサクヤビメノミコト)は
アマテラスオオミカミ(天照大神)の孫のニニギに見初められ結婚する
シンデレラストーリーな神様
です。
子どもを出産する際、その子が別の神様との間の子と疑われました。
コノハナノサクヤビメノミコトは浮気の疑いを晴らすため、
「この子はニニギとの子なんだから!
だからどんな環境でだって産めるんだから!!」
といって産屋に火をかけて燃やした中、
その燃える産屋で三柱の子を産んじゃう
というすさまじい女性です。
無事子供は生まれニニギの子供であることは証明され、
そのすんごいストーリーから
安産や子育ての神として祀られているのです。
関東に広く分布している浅間神社ですが、
是非近所に浅間神社があれば是非参拝してみてください!
北町浅間神社
練馬区北町2-41